夜間の『エクステリア・外構』を際立たせる「照明機器」について知りたい!
2023年3月2日
さて、今回のブログは「夜間の『エクステリア・外構』を際立たせる『照明機器』について知りたい!」と題して、私たち花鳥風月のインスタグラム「製品紹介」でもいくつか登場している「照明機器」に関する基礎知識や、上手な使用法・導入のコツなどについて話題をご紹介していきたいと思います。
■「照明機器」の良し悪しはどう判断したら良い?
照明機器にもいろんなタイプが有りますので、何をどう照らしたいのか?によって器具も変わってきます。
実用的に照明が必要なのか、見栄え重視で光を当てたいのかによっても機器の種類が変わってきますし、外構工事が終わった後に後付できる物と器具や配線配管を外構工事の時に仕込んでおかなくてはならない物も有りますのでが工事着手前に注意も必要です。
それでは、今回の主役である「照明機器」について詳しく探っていきましょう。
ただ、実際の所「照明機器をいくつか、比較し、その良し悪しを判断して導入する・使用する」という機会はなかなかなく、その「判断基準」となるものについて学ぶ機会もほとんどないかと思います。
そのため、この「照明機器」について詳しく知るためには、最初に「さまざまな照明機器の特徴や、それにまつわる数値、性能」を知る必要があると考えられるのです。
以下には、上記の「照明機器の判断基準」についてまとめましたので、まずはご一読を。
・照度:機器がどれほど「明るいか」を判断する数値、LEDなのか電球なのか
・色温度:機器が発する光が「どのような色の系統を持つか」を示しており、数値によって表現される場合もある
・調光機能:機器の明るさを調整するための機能
・消費電力:より「電気代が安い」など、主に「省エネ性能」について示されている場合が多い
・耐久性:機器が長く使えるか?または屋外などの環境下で著しく劣化することはないのか?また交換が効くか?などを判断できる
他にも代表的な「照明機器の判断基準」はいくつかありますが、今回の目的である『エクステリア・外構』環境での使用においては、これぐらい知っておけば十分でしょう。
では、次のセクションへ向かいましょう!
■「照明機器」と相性の良い『エクステリア・外構製品』とはどんなもの?
続いては、これら「照明機器」と相性の良い『エクステリア・外構製品』と、その理由について解説していきましょう。
まずは「エクステリア・外構に使用される照明機器」をまとめると、以下のようになります。
・ウォールライト
・スポットライト
・パスライトや足元灯など
・ガーデンライト
・ソーラーライト
これらの「照明機器」は、各メーカーが発表している「エクステリア・外構製品のカタログ」などでもよく見られるものであり、なじみのある方も少なくないでしょう。
今度はその逆として「これらの照明機器と相性の良い『エクステリア・外構製品』」をいくつかご紹介すると以下のようになります。
・ウッドブロックやウッドデッキなど
・ガラス、もしくはストーンブロックなど
・カーポートや庭の「屋根」など
・各種フェンス、門柱など
・庭やアプローチに設置するタイルなど
これらの製品に関しても、皆さんのような『エクステリアや外構』に興味のある方であれば「ああ、確かに」と納得していただけるのではないでしょうか?
ただ、これらの製品が「なぜ照明機器との相性が良いのか?」というポイントについて、明確な「その理由」までは思い浮かばないという方がほとんどだと思われますので、続いては以下をご覧ください。
・照明によって「昼間とは違った質感」や「視覚効果」が味わえる
・色温度の違いによって「クールな印象やあたたかい空間」が演出できる
・スポットライトの効果により、見る人の「視点を集中させられる」
・明るくすることで、夜間も安全に庭での時間を楽しめる
・昼間の太陽光線を利用して蓄光することで、省エネやエコに貢献できる
・照明の光を受けて、美しい光を放つ
・明るい光を放つことで防犯効果も期待できる
・昼間と夜間で「違った見栄えが楽しめる」
やはり、一番大きい理由としては「昼間と夜間で違った見栄え、質感などが楽しめる」という所ではありますが、もうひとつ重要なポイントとしては「夜間の自宅や庭が、安全にその機能を発揮する」という点を覚えておくと良いでしょう。
仕事などで、繁忙期などの場合は、誰しも「帰りが遅くなる」という経験がおありでしょうが、疲れて帰宅した際に足元が見えにくく、タイルを踏み外して転倒してしまうという状況も、決してあり得ないことではないはずです。
その他、防犯なども含めて「夜間の安全面を確保できる」というのも、照明機器を導入する大きなメリットとなりますので、そこも踏まえた上で「照明機器と相性の良いエクステリア・外構製品」を選びましょう。
■自宅の『エクステリア・外構』に「照明機器」を導入するコツとは?
続いては、皆さんのご自宅における『エクステリア・外構』に、これらの「照明機器」を上手く導入するコツ、重要なポイントを、いくつかご紹介しましょう。
こちらも同じく箇条書きにすると、以下のようになります。
・照明によって「明るくなる部分と暗いままの部分」を把握する
・導入する場所・空間の雰囲気を色温度によってコントロールする
・照明の角度に気を使うことで「直接、照明の光や反射光が目に入らない」ようにする
・防犯のためにも「玄関などの出入り口」などへ「あまり強い光が当たらない」ようにする(その他の空間が暗くなり、死角となる場所が把握しやすく、逆に侵入経路を知らせてしまう)
・照明を当てることで「昼間と違う印象を受けるものや素材」に対して「効果的に光を当てる」ことを意識する
・周辺や隣家などに対して「光害」とならないように十分注意をする
やはり「照明機器」を導入する一番の目的としては「昼間と違った印象を味わえる家・庭に」ということになるでしょうから、そこから逆算して「どのような印象を見る人に与えたいか?」を意識することが、これらのコツの「真髄(しんずい)になると考えられます。」
■夜でも美しく、家族の「いやし」になる『エクステリア・外構』を実現しましょう!
さて、最後のセクションでは、セクションタイトルにもある通り「夜でも美しく、家族の『いやし』になる『エクステリア・外構』を実現する」ために必要な「考え方」について解説し、当記事の締めとしていきましょう。
ひとつだけ、考えてみていただきたいのは「いくら優れた照明機器でも、それひとつだけでは庭や自宅の印象をガラッと変えることが難しい」という点です。
その「理由」として、この『エクステリア・外構』においては「強すぎる光」は逆効果となり、住宅街などに似つかわしくない「ギラギラした光」を撒き散らしてしまう可能性が高いためです。
『エクステリア・外構』における「照明機器」は、その多くが上記のような「ギラギラした強い光」を放つものになっていませんので、たったひとつの「照明機器」だけでは、広い範囲をカバーできません。
ですので、ひとつの「照明機器」を導入しただけでは、ごく狭い範囲のみを「演出する効果」に限られますので、必要に応じて「光量を増やす・上げる」ではなく、複数の「照明機器」を用いて「多方向から光を当てて広範囲をカバーする」ようにしていきましょう。
まとめ:ご自宅の『エクステリア・外構』に、各種「照明機器」を導入したい場合のご相談も、花鳥風月までお気軽にどうぞ!
今回の内容はいかがでしたか?
今回の記事では、近年のメーカー製品でも増えてきた『エクステリア・外構における照明機器』に付いて解説してみました。
キリッとした、スマートな印象を見る方に与えたり、ご家族にとっての「いやし」の空間を演出したり、ご自宅の「防犯」や「安全」にも貢献してくれる、これらの「照明機器」は、その反面導入が難しい「上級者向けの『エクステリア・外構』アイテム」であるともいえます。
夕方や夜間の自宅・庭を美しく演出する「照明機器」を効果的に取り入れたい方は、花鳥風月までお気軽にご相談ください。